我々の大好きな杜氏さんの一人、竹鶴の石川杜氏が、この度 新たな土地でお酒造りをされる事になりました。(詳しくは下に、関係記事のリンクを貼り付けてます)
今まで数々の お酒に対する考え方や、時には人生についてまで考えさせられるような話を、毎回お酒を交えて、刺激的な時間を過ごさせてもらってます。
ここ最近の話だと…
つい先日行われた【オンライン酒まつり】でのメッセージは、コロナで苦しい思いをしている飲食店業界に勇気を与えてくれました!
【杜氏のこだわり「プロの流儀」パート4】より……
コロナの影響で、お酒と言うものが どう言うものか如実に表してくれた。
「冷静に考えるとおかしい」
外食の制限は少しあったものの、お酒を飲む事を制限されたわけでは無い。
お酒そのものは自由!
家でいくら飲んでもかまわない。
そこに制限がかかったわけではないのに、非常にお酒の売上は落ち込んだ。
よく考えてみると、同じお酒を家で飲んだら、外で飲むより安く飲める。
だったら、外で飲み歩かなくても、家で安く、いつもより沢山飲もうかってなるのかと思ったら、そうはならなかった。
という事はどういう事か…
勿論、杜氏は一生懸命 お酒を造ってますが…【お酒とういう液体だけの魅力】だけで、皆さんお酒を飲んでいるんじゃないって事がこの数ヶ月の数字で明らかになった。
元々、こんな言われ方をされてますが…
結局、お酒ってただその味を楽しむ為に飲んでいるんじゃなくて、人と一緒に飲んだり、人との縁を深めたり、時にはワイワイ皆で飲む。そこに、お酒があるから楽しいし、美味しい!
ただお酒の絶対的な味だけを楽しんでいるなら、家で飲んでも、どこで飲んでも同じはずなのに、そうはならなかった。
お酒を飲むという事は…
ただその味だけじゃなくて、その場の雰囲気や、料理との相性や、人間関係を含めて、楽しい、美味しいとなる。
コロナが落ち着き、徐々に世の中が戻っていた時、改めて【お酒の持つ力】に気付かされる。
人と人とを繋いで、社会が楽しく、豊かに日々暮らせるように、その為にお酒はあるし、そこで楽しく飲んでもらう為に、各蔵が競って良いお酒を造ろうと頑張っている。
コロナで大変な経験をしたが、お酒の役割を、見直す良いきっかけになった。
このメッセージを聞いて、胸が熱くなった!
さぁ今夜も酒を呑もう!(笑)
石川杜氏の移動先など
以下、中国新聞デジタルより…
https://www.japansake.or.jp/sake/fair/event/index.html
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コロナ禍であらためて気付かされたことがあります。
【お酒は関係を繋ぐもの】だと。
人と飲み、店の雰囲気や料理を味わう。
楽しい時間を共有するためのツールの一つなんです。