12月5日にあった【おおごとなんよ!広島の酒応援📣オンラインイベント】
初めての体験でしたが無事に終わり、参加して下さった方々も優しく、ありがとうございました!
時間などの関係上、5つの蔵に泣く泣くしぼり、3つのカテゴリー歴史・原料・造りに分けて紹介しました。
もう一度振り返りたい方や、都合上参加できなかった方の為に、ブログで各蔵をまとめていきますので、もしよかったら見直してみて下さい。
また、当日購入されたお酒が残っていましたら、レシピを参考にしてマリアージュを楽しんでみてください。
今回紹介した料理は、どれも家で簡単に作れる物にしていますので、是非お酒と共に試してみてください!
※当店では、肉の取扱がない為肉料理の提供はしてませんので、悪しからず…。
③【天寶一&白身魚のバター蒸し】
福山に残る唯一の酒蔵。
(福山駅から車で約20分の場所にある)
瀬戸内の魚介の甘みに合う、口に含んだ際のふわっと広がる旨みの余韻はありながらもキレがあり、すぐにもう一杯欲しくなる様な…
食事との調和を大切にしたお酒。
毎年毎年、
酒質のクオリティupのために、基本を忠実に原料処理と衛生管理を徹底的にとの事でした
(原料米は全て小袋包装されており、洗米するギリギリで開封する)
(床はオゾン水で洗い流した後、扇風機で乾燥させる)
目に見えぬ物言わぬ微生物相手だからこそ、気づきを大切にされておりました。
一つ一つ課題を具体的にクリアしていく蔵元の姿勢が蔵人の教育、成長につながっており、酒質にも反映しているのだと思います
また、
日本酒づくりには欠かせない仕込み水
水質を変えたくて、10年前に新たに地下200メートルの井戸を掘る。数万年の時間をかけて2つ岩盤を超えた古代水を使用。
水質は超軟水。水も頂きましたが、口当たりなめらかなで、丸みがありました。
軟水醸造法の話
軟水のハンデを克服するために開発された軟水醸造法
明治年代、三浦仙三郎氏が
軟水醸造法と呼ばれる醸造法を開発しました。この醸造法は、「麹をしっかりと育てる」ことで硬水に較べて発酵が進みにくい軟水でもよい酒を造ることが出来る画期的な技術でした。なめらかな味わいとふくよかで香りの良い酒質は、今日の吟醸酒質のもとになったといわれています。
(只今、三浦仙三郎の映画が上映中です)
合わせた料理は…
白身魚のバター蒸しです。
蔵元も言われていましたが、魚介の甘味を引出してくれるお酒なので、シンプルでいてお互いの良さを引出す料理です。
まずは、フライパンにオリーブオイル、にんにん、白身魚、きのこ(できたら3種類)、バターの順に重ねて、火をかけたら、お酒(できたら天寶一)を振って蓋をして、全体に火が通ったら出来上がり!!
バターを入れることで天寶一と合わせた時、より強い繋ぎ役となるので、どちらも止まらなくなりますよ(笑)
通常、蔵見学はされてないとのことだったのですが、今回特別に蔵見学もさせて頂きありがとうございました!
とっても丁寧に、専門用語も私達にわかるように説明してくださり、お酒造りに対する真剣さと熱意がしっかり伝わりました。
【蔵の紹介&合わせた料理】
①西條鶴&焼きみかんと水切りヨーグルト
②朝光&どぶサムゲタン
④瑞冠&梅麻婆茄子
⑤龍勢&チョコとスパイス
ブログにて順次あげていきます。
次回は…
④瑞冠&梅麻婆茄子です。