三原港に降り立ち、続きましては今回の研修のメインテーマ「酔心」の深掘りです。
何故、研修に「酔心」を選んだかというと
この本を読んだからです。
【三原唯一の酒蔵「酔心」から届いた手紙】
酔心山根本店社長山根雄一著
三原の歴史と酔心の歴史について、蔵元ご自身で書かれているため、簡潔かつ明瞭にまとめられており、読みやすいですし理解しやすい内容になっています。
ぜひ!ご一読オススメします!
内容に関しては、読んで頂きたいので説明は割愛しますが、本の中の一部分で我々の心にグッとくるものがあり、来訪のきっかけともなりました。
蔵元が大学生の頃、講義でお聞きになった話です。
『十年一仕事』10年間、一つのことを突き詰め真剣に取り組めば必ずものになる。
その分野の基礎・基盤のニッチな部分のエキスパートなんてそうはいない。そうなれば必要とされていく。といったようなお話です。
日本酒を扱う店のなかでも広島酒だけで、
今年10周年を迎える我々には心に染みるものがありました。
直接お会いして、感想を伝える事も出来、更にはサインまで頂きました!嬉しい!
昔から交通の要所であった三原に新幹線が開通する事になった際に、蔵が2つになった事は今までも接客やblogなどでお伝えしてきました。今回は製造工場のほうを見学させて頂きました。
本社から車で20分ほどの自然がまだ残るエリアにあります。
時代の流れを伴いながら、伝統を守り、革新も続けていく事の大変さを改めて実感。
火入れ中心の品揃えながら、
徹底した品質管理のための冷蔵設備に圧巻。
仕込みタンクが並ぶ部屋も温度管理されていました。
生酒は、本社から応援を要請して、機械ではなく人が、1本1本手詰めしているので、数量限定なのも頷けます。また、そこまでしてでも生酒の販売に至った所に「搾りたてを是非呑んでほしい」と言う情熱が伝わりました。
今後の展開にも期待がふくらみます!
お世話になっております営業の天野さんにご案内頂きました。
本当にお忙しい中ありがとうございました!
たえこ、