岸本食堂のブログ 公式

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破天荒

破天荒とは、故事成語のひとつで意味は…

「今まで人がなし得なかったことを初めて行うこと」

前人未到の境地を切り開くこと」


なんだか、先週のロックホッパーのファーストペンギンの話しに似てますね!



そんな、破天荒なお酒があったら、呑んでみたくないですか…?























あります!!(笑)



しかも、あの蔵のお酒!





甘いお酒が好きな杜氏が辛口酒を造ったら、どんなお酒になるのか?


濃醇旨口の酒蔵が、超辛口を醸したら?



そんな破天荒な事を、やってくれる人と言えば…



そうです!

あの方です!
























西條鶴の宮地杜氏です!


我々は、愛情を持ってこう呼んでます!

「酒界の高田純次だと」

人柄は、とてもチャーミングで一緒にいると楽しい!

でも、酒造りとなると、いつもやる時はやってくれます!


今回も、そんな感じです!



今までの西條鶴とはまた違う、顔のお酒を、サラッと出してくる!


酵母も、新しい物にかえたりと、きっと苦労はあったのに、それを微塵も感じさせない、新しい西條鶴。



昨日も、このお酒を飲んだお客様が、「ずっと呑めるヤバいやつや!」と言われてました!(笑)




含み香は、少しハーブの様な感じで、辛口と言ってもふくよかで厚みのある口当たり、中味の広がりがスマートで、そのまま一気に、スッキリ酸味で切らす!



スペックはといえば…

●アルコール度数 16 
●日本酒度 +8 
●酸度 2.3 
精米歩合 55%
●原料米 中生新千本(なかてしんせんぼん)
広島県産米です。千本錦の母になったお米で、広島で昔からもっとも多く使われている酒造米。
広島の特徴が一番出る酒米とも言われています。


と言う、前回の夜の帝王とはまた違って、なかなかのクレージーな仕上がり!(笑)



さぁ、あなたも一緒に新しい西條鶴の扉を開きましょう!


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余談ですが…

先日 営業終わりに店の電話が鳴り、出てみると 宮地杜氏だった…

「今から行っていいですか?」

その日は、女将が休みで私一人。

まだ片付けもあったので、「いいですよ」と電話を切った。


それから、深夜まで、なにを語り合うわけでもなく只々、2人で西條鶴を呑んだ。


友達なんて、生意気な事は言えませんが、地元を離れて、久々に実家に友達が遊びに来る様な感覚を思い出しました。

親近感があって、気取らない。

昨日のお客様が、「ずっと呑み続けれるお酒」と言ったのも、きっとそんな人柄がお酒ににじみ出てるんだろと勝手に思った。

地元の友達の様に、集まれば なにをやるわけでもないのに、いつのまにか時間が過ぎていた。

このお酒も、まさに気付けば無くなるまで呑んでいるかもしれませんね(笑)