1月5.6日と研修に行って来ました。
※以下のブログ内容につきましては、6日までの研修レポートです。
今回の研修内容は【神雷の酛すり】です。
※酛すり(もとすり)とは…生酛造りの中で、日本酒のもととなる酵母を育てる工程で、蒸し米・麹・水を混ぜたものを、二人一組で木の道具を使い最終的にペースト状にしていく、とても重要な作業です。
【1月6日 研修当日】
県内で一番標高の高い所で醸す神雷を目指す為、雪道になれた橙店主の運転で出発!
雪景色の中、無事到着。
着替えも済ませ、早速酛すりの場所に移動します。
こちらが、蒸し米・麹・水を混ぜたものです。
さて、いよいよ、酛すりスタートです。
全ての桶の状態が同じになるように、作業を行う際は全員で息をあわせ、同じタイミングで櫂(木の道具)を動かします。
重労働な作業の中、全員でタイミングを合わせるために、酛すり唄(もとすりうた)を歌いながら作業します。
(三輪さんが手拍子で唄いながら音頭を取ってくれています)
一日を通して、3回この作業をしていきます。
私達は1回目だったので、一番重い酛すりだったので、終わった後は手に力が入らず、ペンも持てないぐらいでした。(笑)
しかしなが、ここからお酒ができていくなんて、本当に不思議です。
最後に、10月に西条に研修に行った際にちょうど送り出した所だった西條鶴から譲り受けた木桶での、お酒も仕込みが始まっておりました。こちらも出来上がりが楽しみでなりません!!
今回は本当にタイミングが良かったと言うか、ギリギリの研修でしたが、とっても充実した内容でした。
(真冬の仕込み真っ最中の蔵は、初めての体験だったので、シーズンオフの雰囲気とは全くの別の、静かで澄んでいて神聖な空気が漂っていました)
この研修成果や色々な旅話も、お酒と共に皆様にお伝えしたい気持ちでいっぱいですが、また暫く我慢の時期です。
それまで、どうか楽しみに待っていて下さい!
伊能忠敬も、きっと神雷を呑んで英気を養ったに違いないですね!
また自粛が始まる前に、もう少し猶予期間がありますので、無理のないよう英気を養いにお待ちしてます!
本日は、18時から夜営業
9日日曜日10日祝日は12時から18時までの昼酒営業です。
それ以降は、県の要請に従う予定です。
よろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。