12月5日にあった【おおごとなんよ!広島の酒応援📣オンラインイベント】
初めての体験でしたが無事に終わり、参加して下さった方々も優しく、ありがとうございました!
時間などの関係上、5つの蔵に泣く泣くしぼり、3つのカテゴリー歴史・原料・造りに分けて紹介しました。
もう一度振り返りたい方や、都合上参加できなかった方の為に、ブログで各蔵をまとめていきますので、もしよかったら見直してみて下さい。
②【朝光&どぶサムゲタン】
大朝は広島でも県北に位置し、
山陰と山陽の中間。
蔵はかつて参勤交代の街道沿いであり、近年でも交通の要所バス停があった町の中心地にあります。
(昔の街道地図)
日本酒の先祖【どぶろく】を国酒に!を掲げる復活の蔵です。
(昔のままの外観が残る福光酒造)
2006年に町の人から惜しまれつつも廃業の過去。
現状の酒税法では、日本酒の蔵としての復活は難しく、2015年に元々‘ どぶろく特区’という事もあり、どぶろく造りで蔵を復活。
しかし、それを嘆くのではなく、
日本酒の歴史を辿れば、元々日本酒とはどぶろくであり、町で盛んな伝統芸能の神楽においても登場する酒といえばどぶろくであるので
この大朝の地でどぶろく造りをする事は大きな意味を持つのではと情熱的に造りに取り組んでおられます。
また、町の皆様に再び愛される開かれた酒蔵にしたいと、造りの合間をぬって少しづつ蔵を 手作業でリノベーションし人々が集う心地よい空間づくりに尽力されております。
(手作りのバーカウンター)
(お酒の蓋を再利用した扉)
(子供達にも遊びに来てほしいと、ピアノやブランコもあります)
標高の高い寒冷地でも栽培出来るよう大朝でうまれたお米(こいもみじ)を栽培から手がけ、150年以上使用している井戸水(超軟水)で醸します。
(どぶろくの原料米となるこいもみじ)
(蔵内にある手掘りの井戸)
新商品 ワイン酵母のどぶろくなど、様々な手法でのどぶろく造りで蔵をはじめ、大朝の町おこしにも貢献していきたいとのこと。
今後の展開が楽しみでしかないですね!
そんな朝光のどぶろくに合わせるのは…
どぶサムゲタンです。
水に生姜、にんにく、鷹の爪、手羽元、あればセロリを入れて、アクを取りながら煮込みます。
ひと煮立ちしたら、どぶをお好みで入れて、沸騰させないように、コトコト煮込んで完成です。
料理にちょい足しすると甘味に変わりそこに、鶏出汁のコクが加わり、朝光のどぶろくと合わせた時により深い味わいになります。
冷酒でもいいですが、熱燗にしても合いますよ。
また「追いどぶ」で、途中どぶろくを入れて、自分好みを見つけてみて下さい。
お忙しい中、丁寧に蔵を見学させてもい、昔の話も色々してもらった福光さん、ありがとうございます!!
【蔵の紹介&合わせた料理】
①西條鶴&焼きみかんと水切りヨーグルト
②朝光&どぶサムゲタン
④瑞冠&梅麻婆茄子
⑤龍勢&チョコとスパイス
ブログにて順次あげていきます。
次回は…