三越の屋上でのoystergardenを経験して、今年は人生で一番牡蠣を食べ、 牡蠣について学んでる気がします。
そして昨日は、宇品港付近のかき小屋(ここはうちの会社ではないです)に行ってきました。
oystergardenができる前にも何度か視察のため足を運ばせてもらってましたが、当時は話題性もあり、大賑わいでした。あれから時がたちoystergardenでも次の手(牡蠣料理やアップセル)を考えるべき、あえて・・・週はじめの、雨の日の、14時過ぎという外食では一番アイドルタイムが発生しやすい時間帯に行きました。
当時の賑わいはないものの、予想以上の集客で、営業スタイルは昔と変わらず・・・
そこでもハッとしました。消費者が求めているものがうちとこことでは全く違う。
前から少しは考えにありましたが、「牡蠣を食べてもらう」ところに関しては、あまり変わりはないかなと思ってましたが、その違いに再認識しました。
牡蠣を返して、わざわざ郊外に足を運んで、牡蠣殻が飛び散っても、みな笑ってて、ビールは缶で、お皿は紙で、でもみな笑顔で・・・一種のテーマパークのノリでそこにたまたま牡蠣があって、焼いて食べて・・・だから寧ろあそこでかしこまった接客をするとズレが生じるし、プレミアムのビールより発泡酒の方が似合ってたり・・・
この間から、痛感することは、あまりに外食に携わりすぎて目や感覚が少し濁ってきた気がします。
外食から発するもの(商品、雰囲気、接客、プライス)と消費者の方々が求めるもの。その差に、店側も媚びることなくプライドを持って、何処までその差を埋めていけれるか?
極にガラッと変えなくとも答えは以外と近くにありそうだ。