岸本食堂のブログ 公式

空席情報やお酒の新入荷、イベント、臨時店休などアップしてます。

参入障壁の壁・・・

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好きな食べ物は干し梅と納豆です。おやつは煮干しで、酒のあては主に塩です。岸本です。(笑)
ついに出ましたな。
憎いな~しかも水戸だよ。間違いないね。

いつも珍しいものやヒット商品に出会うと、自分でどうにか作れねぇかなと考えてしまいます。

でも、さすがにこれはどーやんのやろうな・・・?

使用材料は「納豆、塩、小麦粉」
もう少しヒントくださいよ~水戸さん!
まぁ簡単に作れるもんなら誰も買わないか・・・。



そう!そうなんです!簡単に作れたり、家でも食べれるものにお金を出してる余裕のない世の中になってる。昔より強くに。
だって、その昔なんてカップラーメンをただ集めただけカップラーメン居酒屋なんてあったし、缶詰のみせやったり・・・いまじゃ、幸か不幸かほぼネット販売でなんなく、その参入障壁を越えられる。その分、現場は常に真価を問われる。いいか悪いか、これからもっともっとその傾向は加速して、中途半端な店は軒並みなくなる時代が来るもしくは、もう来てる。

そんな中何十年も変わらぬおいしさを、 提供している老舗もある。でも、見えてないだけで、味以外は変化に柔軟に対応してきてるんだとおう。
浜けんにしても、浜焼きを売りにはしてるが、正直、現地やネットで、交通費や手間や割高を気にしなければ、容易にその壁は越えられてしまう。簡単に言うと真似されやすい。
だから、いつも 強いサイド(名脇役の商品)を考えないといけない。
もしくは、バリューセリングで、マッコリを購入時のままボトルで提供するんじゃなくて、亀や樽に移し替えて提供する。付加価値をつけるんだ。そこにサービスとして「韓国直輸入の」なんてつければ、なお満足度は上がるはず。

でも、その付加価値に頼りすぎると本末転倒だ。ショルダーネームばかりご立派で中はスカスカのエセになってしまう。よく言われる名前負けって奴です。

だから、現場の俺らは常に付加価値より本質価値に力を入れて、マーケティングとして付加価値は使えばいい。

嘘偽りのない物や、フェイクでもパクリでもないないもの・・・

お客様が求める価値と自店が求める価値と他店が求めている価値。(バリュープロポジション)は永遠のテーマであって、常に変化して行くもの。そのテーマと変化に追いつかないと・・・その為に約三年間包丁からペンに持ち替えて必死に戦略を練り進めてきたけど、またもう一度包丁を手にする日を・・・厨房に立つ日を・・・どこまでできるか?どこまで通用するか?自分との戦いでもある。


いざ、夢への第一歩へ。http://www.youtube.com/watch?v=hHsESNSrPLw